機能訓練や在宅リハビリに関する、地域医療・介護の悩みを解決します。
どんなリハビリを取り入れたら良いかと悩みを持っている機能訓練指導員の方や介護関係の方、もう悩むことはありません。
機構が提供する地域包括ケアシステムへの取り組みや、機構が提案する在宅ケアパッケージが、機能訓練や在宅リハビリに関する、地域医療・介護の悩みを解決します。
私たちの取り組み
特別養護老人ホーム(以下、特養)の入居申込者は、全国で約52万4千人と言われています(厚生労働省老健局高齢者支援課26年3月25日発表)。
4年半前の前回発表から何と約10万人も増えています。
もちろん特養も増えていますが、定員が17%増に対して待機者の増加率は24%となっています。
また、老人保健施設は入所は3ヶ月と決められていますので、退所後のリハビリに困っている方々が大勢います。
介護職人員が益々足りない状況になっていくであろうこの時代の中で、私たちは在宅での介護の中に、少しでもお手伝いすることができるではないかと考えています。
介護をされる方のみならず、介護をしている方の負担も相当なものです。
私たちの提供する在宅医療リハビリは、日常生活の動作がリハビリになるように考えられています。そのため患者さんが無理なくリハビリできるばかりでなく、介護者の負担を減らすことができます。
私たちの使命は、介護施設だけでは足りていない症状の改善を希望している方、これ以上症状が進まないようにしたいと願っている方にとって、パートナーとなることです。
元の体に戻りたい、戻らないまでも少しでも元の体に近くなりたいと皆が願っています。
そういった思いを持っている方々に、一人でも多く、体のリハビリだけではなく、心のリハビリまで行うことが私たちの取り組みの一つです。
在宅でできる体操等をお伝えすることや介護者の方の体の負担を減らせる方法なども発信していきます。
地域包括支援センターの皆様、機能訓練指導員の皆様、介護に携わる皆様へ
私たちは、自力での歩行が困難な方や、寝たきりの方、慢性的な痛みを持っている方などが自宅で生活を続けていくためには、リハビリによって残っている機能の維持・改善を行い、さらに痛みの緩和、精神面のサポートをすることが大切であると考えています。
そこで居宅で過ごされる方にリハビリを提供する訪問リハビリ担当者や訪問マッサージ施術者、機能訓練担当者などに在宅医療リハビリを指導しています。
また在宅医療リハビリは専門的な知識や技術がなくても習得できるので、患者さんとの関わりが深い社会福祉士やケアマネージャー、介護士の方々にも是非知っていただきたいと思っております。
私たちは医師を始め、看護師やOT、PT、社会福祉士、ケアマネージャー、ヘルパーの皆様に在宅医療リハビリをご理解いただき、関係機関と積極的に連携をとりながら、チーム医療の一員として貢献していきたいと思っております。
機能訓練指導員じゃなくても介護施設での機能訓練ができるようになる
機能訓練指導員の方の負担が多いことをよく耳にします。
・自分の他にも機能訓練ができる人がいたら…
・プログラムがワンパターンにならないように考えるのが大変…
・もっと簡単にできる訓練方法があったら…
・自分のやっている機能訓練に自信が持てない…
・利用者さんの機能評価が難しい…
転倒予防体操や関節可動域訓練や、機能訓練指導員の方の負担が減る方法をお教えします。
介護予防体操教室と取り組み ─地域包括ケアシステムへの取り組み─
団塊の世代が後期高齢に移行していく2025年を見据えて、要支援者に対するサービスの提供の方法を給付から新しい地域支援事業へ段階的に移行していく、地域包括ケアへの取り組みを支援し、私たちは専門職分野の介護予防体操教室や転倒防止教室を全国各地で開催していきます。
介護運動教室の開催
デイサービスにてレクチャー
家の中で一人でも出来るマッサージ法/タオル一本で出来る簡単な2種類の体操
デイサービスにて「ご利用者様から大変好評で、定期的に体操教室を開催して欲しいです。」と依頼を受けました。「こんな教室を待ち望んでいたのよ!」と言う声もご利用者様から直接いただきました。
こちらのサービスセンター様では介護予防教室の開催は1回40分です。
タオルを使ったストレッチや運動法をメインに進行して欲しいとのリクエストがございましたので、普段の体の悩みをご利用者様にお聞きして、アドバイスしながら行っています。
・タオルストレッチ25分
・効果的なセルフマッサージを15分
下肢の調子が悪く普段は足があがらないご利用者様が、予防教室後に足があがるようになったと大変喜ばれております。
なぜ効果があるのか、そして普段から気をつける事なども合わせてアドバイスさせていただきます。
車椅子に座ったままでも出来るタオルを使った運動、簡単に出来る下肢のストレッチを紹介しながら進行します。
車椅子に座った方がまた自立して歩けるためのリハビリ方法
元気な方には歩行困難にならないための転倒予防のアドバイス
など介護予防のお話もさせていただきます。
「タオルという誰もが持っている物を使い本当に簡単で手軽な運動」で、毎回楽しみにしてくれるような内容を心がけて行っています。今後も皆様の健康のお手伝いをしていきたいと思います。
リハビリ間遠期間をなくし、継続的なリハビリを受けられるパッケージの構築
在宅ケアパッケージ:老健 ⇔ 自宅
在宅ケアパッケージ:デイサービス ⇔ 自宅
特別養護老人ホームや老人保健施設に入居されていない多くの方は、どうしても継続的なリハビリを受けることが難しいのが現状です。
このリハビリ間遠期間を埋めることによって、ほぼ毎日の継続したリハビリを受けることができるようになり、症状の維持・改善が可能となる仕組みを構築していきます。